アドバンスドコースの訓練内容は、エアラインが行う技量適性試験の対策だけでなく、
将来エアラインパイロットとしてステップアップするために必要とされる基本操縦技量(2MANConcept、JetとPropの違い)、
航空関連知識のほか、物事の「考え方」や「原理・原則」のとらえ方を学んでいただきます。
エアラインパイロットOBが、ノウハウを
惜しみなく伝授
アドバンスドコースは、エアラインへの就職を目的とした独自の訓練シラバスであり、エアラインで機長に昇格する為の勉強方法や、機長に求められる人格形成の気付きを身につけて頂くことを主眼に置いています。事業用課程、計器課程とは違い新たなライセンスの取得はありませんが、機長として必ず役に立つ航空知識、基本技術はもちろん、エアラインパイロットに求められる人格形成の方法まで丁寧にお伝えします 。
大手エアライン出身の教官陣による指導だから確かな力になる。
アドバンスドコースは大手エアライン出身の教官による指導カリキュラム。
資質、人間力などを現場目線で指導し、エアラインが本当に求める人材の育成を行います。
最新鋭のFTD(飛行訓練装置)を使用したトレーニング(1kt, 1ft, 1°の修正能力と総合運航能力)や
エアラインでの2マンコンセプトを意識した運航訓練など、実際の現場で必要な力が身につきます。
機長に求められる人格形成の気付きを身につける
自分を知り良い所だけを使って40年近く誰も怪我をさせない自分をつくっていく気付きをしているのが人間講座です。エアラインは100億の会社財産、200名の命、会社の運命を託すことができる人間的に安定し信頼感を醸し出すことのできる人材を求めています。
物事の「考え方」を知り、ステップアップ
エアラインパイロットが必要とする基礎知識などを身につけていただきます。また、エアラインの機長になる為には、物事の「考え方」を知ることが大切です。講義を通じ、考え方を理解することで、自分自身で物事を分析し、自分でステップアップできる能力に気づいていただきます。
正しい状況判断を養うための講座
ノウハウの習得、航空力学、WX数値予報、フライトに利用できる数値などを身につけていただきます。「原理・原則」を理解し、正しい数値を身につけることで、機長としての正しい状況判断ができるようになります。
大手エアラインのOBや、現役操縦士による講座
現役操縦士、整備士を招き現場目線の求められる知識、気づき等や「エアラインから見た安全」などを最新の資料を用いて講義します。
就職後の事を考えた、実践的な能力の習得
アドバンスドコースでは、FTDを用いてマルチクルー運航に必要となる技量と知識習得を行います。CRM、LOFT訓練として行い判断能力、コミュニケーション能力、マネージメント能力を実践的に習得します。就職後、マルチクルー運航の基礎を身につけた状態で訓練に入ることができ、余裕を持って機長昇格訓練に集中することが出来ます。
担当教官の声
訓練生から「プロパイロットにとって必要なものは何ですか?」、「操縦が上手くなりたいのですが、どうすれば良い ですか?」、「訓練中に意識・心掛けるべきことは何ですか?」等、たくさんの質問を頂きます。 こういった悩みの声に私はただ一つ、こう答えます。『根拠に基づく基本操作』 パイロットにとって必要なものが全て含まれていると言っても過言ではないと私は考えます。 FTD訓練では、この『根拠に基づく基本操作』を身に付けて頂くことを目標としたオリジナルプログラムを用意し、エアライン就職のバックアップをお約束します。
訓練生の訓練終了後の感想をご紹介。
今までの資格取得のための訓練とは違い実用的で将来生きるであろう知識をたくさん学ぶ事が出来ました。 A.Bさん
今回の訓練の中で機長経験者の方に教わったことで、準備しておくべきもの、意識していくべきものがわかってきたように感じます。1kt, 1ft, 1°を訓練で身につけたことで、技量維持を心がけていこうと思います。 Y.Kさん
人間講座を受け、今まで足りなかった「自律」を意識して、今後管理してくれる人が居なくなったこのタイミングに自分の理想の機長像に向かって、日々前進していこうと思います。 S.Tさん
LOFT訓練において、知識、技量、人間力、人間性がすべて丸裸になり、如何に自分の知識が浅いか、また追い込まれた時にどういう反応をするかを知る上でとてもいい訓練になりました。 N.Tさん